サフィール踊り子ってなんでそんなに高いの?
素朴な疑問シリーズその1。何番煎じかわからないやつ。
JR東日本の特急料金制度って難しいねって話です。
サ○ィール踊り子、東京熱海間で普通のグリーンでも特急料金4000円近くかかると聞いて真顔
— kurumi.F(3/20〜22沼津) (@kurumi_ft4) 2020年3月5日
とりあえずこれを見てほしいんですよ。
きっぷのお求め | サフィール踊り子 | JR東日本
東京~伊東、グリーン車(5~8号車)6,270円。正直そんなするのかというレベルなのだが内訳を確認してみよう。
営業km:121.5km
運賃:2,310円(121~140km 有効期間2日)
料金:3,960円
特急料金1,860円(A特急料金 自由席*1101~150km)
グリーン料金2,100円(JR東日本管内 101km~200km)
うん、大体犯人はわかった感じだ。グリーン料金は100km刻みで計算されているため、101~200kmの料金が適用されておりこれが
これが東京~熱海だと営業キロ104.6kmで特急料金は変わらず、さらに割高感がある。
サフィール踊り子号は品川にも停車するので、品川~熱海で買うとどうなのか。
品川~熱海
営業km:97.8km*2
運賃:1,980円(東京~熱海 101~120km 有効期間2日)
料金:2,250円(▲1,710円)
特急料金1,200円(A特急料金 自由席51~100km)
グリーン料金1,050円(JR東日本管内 ~100km)
あっ……1,500円どころか1,710円も料金安くなってる。2,250円ならだいぶ現実的な料金だ。
で、プレミアムグリーン席の料金*3は100kmまで2,550円、200kmまで3,600円ということなので、差額は距離にかかわらず1,500円。これも100kmを切る区間で買った方がお得度が高いのは言うまでもない……。
そもそもそんなところを気にするような人たちはサフィール踊り子の対象じゃないのは指摘したら負け(あの650円のラーメンに文句を言う人たちとか…話のネタに食べてみるのは十分ありな気がする)。
あれは間違いなく、「乗って移動の過程を楽しむ列車」であって普通の移動手段として使うものではないのだから。
ちなみに